「幸せへのセンサー」(単行本:電子書籍版もあります)は、よしもとばななさんによるエッセイです。この作品は、幸せについての独自の視点で語られています。
内 容:
「幸せってそもそも何でしょう? 59年間生きてきてわかった、幸せっていうのは、つまりこういうことじゃないか。こういう考え方をしたら自分にとっての幸せがどういうものかわかってくるはず」とよしもとばななさんは語ります。このエッセイでは、幸せはオーダーメイドであり、自分に合わせた形で取り出せることを探求しています。具体的なポイントとして、自分の体のセンサーを信頼し、周りに合わせながらも本当の自分を知ること、普段は仮面を被っていても家族や友人に自分らしさを発揮すること、シミュレーション通りにいかないことを情熱を持って試すこと、自分しか知らないことを作り出すこと、などが挙げられています。
よしもとばななさんは自分の体のセンサーを信頼し、自分らしさを大切にすること、そして周りに流されずに自分にとっての幸せを見つけることの重要性を書いています。
エッセイの中で、よしもとばななさんは自分の住んでいた場所や周囲の人々との関係を通じて、幸せの感じ方や見つけ方についてのエピソードを紹介しています。また自分の欲望がいき過ぎて執着にならないように、そして安直なゴールを目指さないように、優しく諭しているとのことです。
このエッセイは、自己肯定感や人生の流れについての考え方、そして宇宙の法則との同期についても触れており、読者にとっては自分自身の幸せについて深く考える機会を提供しているようです
レビュー:
- この本がいつでも読めると思えるだけで大丈夫です。
- ばななさんの幸せについて考えるエッセイだった。
- 自分を愛するというのは微調整することであり、自分のことだけにかまけるのも良くないというが心に残った。
- 自分が求めている幸せは社会に煽られたものではないかを再確認し、自分に優しくなり、好き嫌いの軸足を取り戻そう。
- 自分のことばかり考えていたら自家中毒になり他人に感謝できなくなるので注意したい。
- Audible版で千葉雄大さんが朗読する「幸せへのセンサー」も良かった。
読書メーターより
このエッセイは、自己肯定感や幸せの見方について考えさせられる内容となっています。
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幸せへのセンサー
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